―これは翼を失ったレッドスワンが再び空に羽ばたく物語― 全国大会経験回数9回、名門私立・赤羽高等学校サッカー部、通称『レッドスワン』。試合に出れば1人で勝ててしまう天才エース・高槻優雅も怪我によって選手生命を絶たれ、彼らの歴史は途絶えようとしていた。廃部の危機に現れたのは監督経験の無い女教師、舞原世怜奈だった。彼女の 知性で勝つという方針を胸に、絶対絶命の状態から全く新しいレッドスワンが動き出す。 作者である綾崎隼さんの作品を姉に薦められ、私がこの本に出会ったのは中学生の時でした。綾崎隼さんの作品はどれも何度でも読み返したくな り、とても面白いです。綾崎隼さんは新潟県在住のサッカーが大好きな小説家です。いつもは恋愛ミステリー小説を書いていて、本人はサッカーなどのスポーツ小説を書くのは無理だと考えていたそうです。そんな綾崎隼さんのサッカー愛から生まれたと言っても過言ではないレッドスワンシリーズ。キャラクターに思わず感情移入してしまう熱い青春ストーリー になっています。 サッカーが好きな人、新潟が好きな人に特にお薦めする是非読んでみてほしい作品です!
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