あなたが男性でも、⼥性でも、そうでなくても、性別が違うだけで格差や差別があることに疑問を持ったことはありませんか?この本の舞台は韓国。⼥という性別に⽣まれただけのキムジヨンさん。ただ普通に進学したい、就職したい…そんなごく普通の願いは、⼥というだけで打ち砕かれる。韓国の⼥性たちはそんな環境に堪えて、必死に⾜掻いて、やがて「⼥だから仕⽅がない」と諦めてしまうのかもしれません。だからこそ、キム・ジヨンさんの⼥性として⽣きてきた⼈⽣がつづられたこの本は、韓国で⼤きな反響を読んだのかもしれません。家事や⼦育ては⼥がして当たり前、⼥は常に⾝綺麗でなければみっともない、男なんだからくよくよするな、男は⼀家の⼤⿊柱、男らしく、⼥らしく…。こんな考え⽅に⼀度でも疑問を持ったことはありませんか?そんなこと考えたこともない、という⼈も、疑問に思ったことがある⼈も、ぜひ読んでほしい⼀冊です。
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